これから面接を受ける学生にとって1番気になるのは面接での評価だと思います。

だれでもできる学生だと思われたいことは共通していると思います。多くの方の面接対策は、面接でよく聞かれる質問を調べたり、服装や姿勢など相手に与える印象をどうにかよくできないかと工夫しますが、実はまず最初に身につけるべきは別のところにあるのです。

相手の立場に立てるかどうか

できる学生だと思わせる1番大切なポイントは、相手の立場に立ってものを考えられるかにかかっています。これが面接で1番大切であり、核となる項目です。

以前別の記事でもお話ししていると思いますが、就職活動期間のみならず、社会人になってからも必ず役立つスキルですので、就職活動中から意識して磨いていくようにしましょう。

自分主体

就職活動に参加している多くの学生は明らかに自分したいでものを考えている。自分が内定が貰えるかとか自分が良い評価に移るにはどうしたらよいか自分が高評価を得るためにはどのような物言いが正しいかこういった観点からノーハウを探していらっしゃる方は多いだろう。

それ自体を否定するつもりはないが、土台がないところにそのようなのははるかあっても薄っぺらい人間にしか見えず、さらに聞かれた質問に的確に応えるための基礎がなっていないので結局薄くて浅いという印象にしかならないだろう。まず考えるべき思考の状態は相手ならどう考えるかということではないだろうか。

面接官といえど人間である。クソ当たり前ではあるが。特に新卒採用を担当している新卒採用の担当であれば、同じような服装をして同じようなことばかり言う学生にいちにちに何も会うという状況が予想される。ここで受けに来ているのは俺だつまり客は俺だというような考え方をしていてはどんなに頑張っても30がいいところだ。

日本の社会人には必須のスキルとなっているが、相手への気遣いが必ず必要になり、そういったその他大勢の中に自分が埋もれないために相手によく思ってもらわなければいけないという自分の立場を自覚することから始まる。相手によく思ってもらいたいのだから、俺が俺がというふうに話すだけではなく、相手の話も聞き相手の意見を聞きながら方向性を決めたり改めるべきところは改めたりしなければならないはずなのに、一問一答で質問に対する答えだけを予想していたり、相手がどんな表情をしているか喋りたそうにしているかそれとも聞こうとしているのかということを見もせずに永遠自分だけがベラベラ喋っていたりという学生が非常に多い。

特にただただ答えを丸暗記しているような人たちにとって、狩場をするというのが非常に難しい。なぜなら、忘れてしまいそうで早く外に出したいから。でもどんなに名言多いできたとしても、その名言がそのような話し方やタイミングで本来の力を発揮することはなく、 むしろ慌てている印象や、コミュニケーション力不足という悪い印象を与えてしまうことだろう。

若干逆説的ではあるが、他の学生より自分が優れているとアピールしたいなら、相手への気遣いができるかどうかにかかっている。何も喉が乾いていそうだから水を差し出すとか汗かいているから参加してくださいとかそういう話ではない。相手に予想される状況は似たような話ばかりを聞いて飽きているのではないか、今話したそうなのかといった相手を見たコミュニケーションができるかどうかなのである。一朝一夕には身に付かないスキルなのだが、その状況を踏まえて面接を行うか全く考えずに面接を行うかで就職活動を通した人間の成長度合いは全く変わってくる。就職活動の序盤はどうしても面接の練習的な側面が強く出てしまう。そのため他社から自社程度はまず面接の練習と考え、自分が練った面接のシナリオやストーリーを披露して相手の反応を見ながらどのように評価されるかを考えるテストケースと見た方が良いだろう。

それと同時に必ず自分の中で話をしながら相手に相槌を打つポイントを与え、相手が自分の世界の中に入り込みやすいように様々なところに工夫をすることが必要だ。

もしあなたがテニスをしていて、桜の部長やっていましたというアピールをしようと思う。その時に私はサークルの部長やっていて会員100人を求めるということをやっていましたあれもこれもそれもやっていてこう何でしたといったところで、それを聞く本人がそのサークルにいたわけではないから、実は思っていることには伝わらない。それよりは、サークル活動を通してどのようなことを考えるようになったどのようなことを学んだかということを中心に考え、同じような経験を生かしていきたいと思いますがこちらの会社でもそれができますかと言ったように自分から問いかけを行っていきながら会話をしていく方法も10分ありだと思う。

面接担当者も学生に悪いイメージを持ってほしいとやっていないし、面接受ける学生は当然自分にいい印象抱いてほしいと思っている。この時に相手の対応が最高だったとてもいい機会だった就職活動こうしてとてもこのようなことが勉強になったとということを話すことができれば、お互いにとって有意義な時間になるだろうし、あなたの評価は抜群に上がるだろう。

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