相手の休みを気にかけること
特にシフト制の仕事をしているといつが休みかが分からないので、人の休みにも疎くなる傾向にある。IT関係の企業ではリモートワークを採用しているところも多く、スラック等のメッセージアプリを携帯に入れている社員も少なくない。スマホにこういった仕事のツールをやることを僕は反対しないが、ツールを入れていることで休みの日にも連絡が来やすくなると言う問題点はある。
僕は仕事上人事の仕事をしているので、社員への連絡事項は多いが、社内で使っているメッセージアプリで連絡するときは必ず相手の休みの日を調べてから連絡することにしている。多くの場合緊急の連絡では無いわけだから、連絡は次の日に回せば良いだけで、わざわざ邪魔をする必要は無い。
しかし、特にシフト制で働いている新人レベルの社員は、相手が休みだろうが出勤だろうがリモートワークだろうが関係なく連絡をしてくる。多くの場合それは緊急ではないので、週明けの対応になるわけだが、相手とのアポや物事のお願いなどの時に相手のスケジュールを見ないと言うのはあまりにも配慮に欠けていると思う。
休みの日にスラックが入ってきたとしても、その通知をオフにしておけば良いだけだし、内容を確認して週明け対応すれば良いと言う意見は当然あるが、これが癖になると音とオフをうまく切り替えられない原因になる。原因になると言い切っているのはメールで切り替わらないわけではないが、これが集約してしまうとかなりの負担になる。毎日のように仕事をしている夫と言う人もいるかもしれないが、本来休みの日は仕事を忘れて休むべきだ。別の記事にも書いたが、休みの日に休むことができる人間は仕事ができる男の1つの要素であり、休みをどういう風に過ごすかと言うことが人生特にサラリーマンの人生では必須のスキルになると思う。
別に何か趣味を見る外とは切り離した生活ができるよう工夫をすべきなのだ。そういう意味では会社から支給される携帯や、もしくは個人の携帯にいつでも便利に連絡できると言うツールを入れるべきではないと考えている。就職活動をされる皆さんも、勤務したときに必ず起こることなのでこの電話を確認しておいたほうがよさそうだ。会社がメッセージアプリを使っていて、全社員に導入を、逆にそういう人たちはどうやって方法を切り替えているのかを質問してみても良いだろう。大オフを切り替えていないとかそんなもの切り替えていないと言う答えならば、その会社は環境がブラックでなかったとしても、根性論のようにして働く社員が多いと言う解釈でまず間違いないと思う。