就職活動が中盤を過ぎると内定をいただく企業も増えてくると思います。その内定を承諾するかどうかを検討する時期はあると思いますが、それ以降の面接に対して内定をもらっているかと質問にどう答えるべきかをお答えしていこうと思います。

内定が出ている事は伝えた方が良い

私が考えるには他の企業から内定をもらっている事は伝えた方が良いと思います。何故かと言うと、他の企業からも評価されている、複数の企業から評価をされていることで取り合いになると言う事は、それだけ良い人材だと言うブランディングの1つになり得るからです。

しかしながら、ただ内定を持っていると言うだけではむしろその状況が足を引っ張ることも考えられます。内定が出ている事と同時に伝えたほうが良いことも押さえておきましょう。

どのように企業を選ぼうと考えているか
内定を持っていることを伝えたら一緒に伝えなくてはいけないのはどのように企業選ぼうと考えているかです。何故かと言えば、内定が外に出ている企業があるとすると必ずその学生は企業間での取り合いになります。就職活動の時期やその年の就職活動が企業にとってうまくいっているかどうかにもよるのですが、内定を出したとしても内定承諾まで至らないと判断されると、逆に足を引っ張ります。
あなたとしては複数の内定をもらいその中から選びたいと言う動機があるはずですから、内定が出ている事と一緒に最低限伝えなくてはいけないのか、どのような観点から就職する企業を選ぼうと考えているからです。

そんなことを言っても、給料が高くて休みが多くて仕事が楽でなおかつ人からすごいと言われる企業に就職したいというのが本音でしょう。これも全てを満たす企業があればそこに行けば良いと思いますが、なかなかそういう企業はなくて、この点ではここは優れているけれどこっちの店ではこちらの企業の方が優れていると言うのはもっと腹です。面接の方ですから実際のところと腹の中は違っても良いのですが、相手からも納得の得る得られる回答でなければなりません。

良いと思われる答え
私は最低限の休みと給料が保障されていれば、重視したいのは今後の成長環境だと考えています。ですので、今後の成長環境が見込める会社で働きたいと考えています。

私はこの答えを聞いたときにそもそも君はどうやって成長環境があると判断するのかね?と聞くと思いますが、そういった答えにも反論できる内容を想定してください。

自分が評価されている企業で働きたい
選ぶ基準の中に自分が評価されているところで働きたいと言うのもあると思います。ただあなたはまだ内定をこの段階ではもらっていないわけですから、むやみに自分の評価がどうなっているのかを聞くべきではありません。これは、内定をいただいた後に聞くべき内容で、まだ内定が出ていないうちに自分の評価がどうなのかと言うことを聞く事は、あなたの評価を確実に下げます。してはいけない薬質問も参考にしてください。

企業名は出すべきか
では、内定をもらっている企業名は出すべきでしょうか?
これはケースバイケースだと思います。もし同じ業界で内定をもらっているのであれば、企業名を明かしたほうが相手にとっても分かりやすいと思います。
企業名を沸かすことのメリットとしては、企業名がわかれば相手の規模感や社内のルール的なところまで見ることができ、特に中小企業の場合は自社でも戦えそうかと言う観点から判断することができます。

逆に企業名を出さなくて良い方が良いケースもあります。
その代表格が業界が違うと言うこと。内藤を得ている業界が違うと言う事は、自分のやりたいことがいまだに決まっていないと判断されていることが多いです。業界が違っても職種が一緒と言うことであれば良いのですが、そこをきちんと説明しないと自分のやりたいことありきの就職活動ではなく、内定を得るための就職活動をしていると言う判断がされ、結果として足を引っ張ることになると思います。

様々な業界の会社から内定をもらっていると言う事は、多くの場合足を引っ張ります。もしそれでも内定が出ていることを言いたいのであれば、1階内定をもらったけれども自分がやりたい業界はIT業界だということがわかったので内定をいただいた後に就職活動を続けている。相手の企業にもそれを伝えて辞退しようと思ったが、IT業界の就職活動がうまくいかなかった時はぜひ来てくれと言われているので内定を1社保留している。

このぐらいのストーリーは必要だ。

注意事項
これまでお話ししてきたように内定を持っているからといって他の学生に必ずふうに立てると言うものではない。ただ、使い方によっては内定を持っていると言うことが有利に働くため今の自分の状況踏まえてそれを明らかにするのか、またどこまで明らかにするのか、また就職活動を続けている理由は何なのかをきちんと整理した上で明らかにするのが良いと思う。

この辺の考察がなされていないと、滑り止めの会社には受かったが本命の企業からは内定が貰えず、結局1番初めにもらった内定の会社に行くことになると言う未来が待っている。こんなことなら滑り止めの相手を言わなかったと言う結果にならないように気をつけたい。

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