よく聞く話だとは思うが「この会社では年収が上がらない」「正当な評価受けられない」と言ってくる社員は意外と多い。
会社に問題がある場合も、発言している社員に問題がある場合だってあるし、そもそも誰視点かによってだって問題があるという表現すら変わると思う。
ただ、社会人なら問題定義する前に考えなけばいけないことはあると思うのだ。
給料が低い
給与が低いのには会社の問題も社員のスキルの問題もそれ以外の問題もかかわってくると思う。
つまり、会社が利益の多くを搾取している場合もあるし、自己評価が高いだけという可能性もあるということだ。
「給料が低い!」と不満を言うことが法律違反ではないので言うだけタダと思っている方は多いのだろうが、それ自体にも問題はある。
不満が会社に知られる
まず不平不満を言っていることが会社に知られてしまうことだ。
社員同士で話していてもネガティブな噂話はかなりの勢いで広がってしまうし、それが上層部に知れてしまえば「会社に不満をもっている」と評価されてしまう。
これは会社評価制度に関係なく起こってしまうことで、評価をAIが行うようになってもそのように解釈されるのではないかと思う。会社の不満はいわないにこしたことはないのだ。
代替案がない
会社に伝えるかどうかは別として、不満があることは仕方がない。
しかし、不満を漏らすくらいならきちんと提案に乗せた方がプラスに働くのではないかと考える。現状に不満を言うだけではクズに近い。
「給料が低い」のであれば下記くらいは整理しておいても良いと思うのだがいかがだろうか?
・会社にとってそれが可能なのか?またその根拠
・あなたのパフォーマンスはその給料にあっているといえるのか。
・そのためにあなたは今後どのようなパフォーマンスを出すつもりなのか。
最低限この程度のことは考えておくべきだろうと思う。
新卒で入社をすると最初の3年ぐらいは3,000,000から3,300,000位で働く人が多いのだが、20代の中盤から後半にかけて企業の大きさや制度で20代後半の方でも早い方は語録1,000,000位の年収になっているし、それに比べて自分は4,000,000もしくは3,500,000位の年収となれば焦るのはよくわかる。
年収を上げるために転職をするのも悪くない。特にエンジニアは技術職なわけだから自分の持っている技術を転職市場で高く売りながらキャリアを積みなおかつ得る収入を大きくしていくと言うのは正当な権利であり正しい選択だただ、給料が低いだけで、自分の市場感が全く見えていない社員は、ただ周りと比べて給与が低いと言うことでしか物事がアウトプットできない。それでは現状に不満を言っているだけで何も変わらないし、転職したところで君の持っているスキルにその価値を出す会社があるのかねと言う話になってしまう。結果的にはただ会社に楯突いた形になってしまい、評価が下がらないまでも印象悪くなってしまうだろう。
そうならないためにも、まずは市場間を理解することから始めたら良いと思う。市場化を理解することは簡単だ。リクルートでも流誰もいいがまずは転職エージェントに登録する。
のではなく、自分と同じスキルを持つ人間がどのぐらいの給与が出ているのかを求人票から確認していくのが良いだろう。
求人票には大体年収が4,000,000円から5,000,000円のようにかなり開いて設定をされていることが多いので、それだけでは市場感としては掴みにくいが、最近の求人票にはモデル年収というのがあるので、自分と同じ年代で同じ経歴のもらっているかの参考にはなると思う。
年収だけで会社を選ぶと失敗する
ただし、年収だけで会社を選ぶと必ず失敗する。何故かと言えば、給料のシステムが年俸制だと年によって給与のばらつきが出てしまったり、給与は1,000,000ほど高いけれど、有給休暇等の取得率が低かったり、自分の取得したいところでは取れないといった環境もあり得る。今の会社がそういった給与以外の制度でどのぐらい恵まれているのかにもよると思うが、もし今いる会社がのなら、給料はその1要素にしか過ぎない。年収と幸せの相関関係では、8,000,000円以上の幸せとは大して変わらないと言うデータが出ているが、年収が上がるほどに責任も重くなってくる。その責任の重さが仕事の楽しさでもあるわけだが、楽しいと感じる人だけでは無いはずだ自分はどんな仕事がしたくてそのしたい仕事はどのぐらいのニーズがあっていくらぐらいの音がつくのかきちんと調査をした上で、自分のもらっている年収と業界標準の年収が500,000から1,000,000違うなんていうことになるときには転職を考えるのが良いのではないだろうか。
ただ、私は転職する前に今の会社に給料を上げる交渉した方が良いと思う。
もちろん給料が上がらない会社もあるわけだから交渉すれば必ず上がると言うわけではないが、今まで来やすいと思うし、市場間からして自分の給料が明らかに低いと言うことがわかっていれば会社に行く見られることもないだろう。あなたが会社にとって本当に必要な人材であれば、給料の件も含めて最高さが入るはずだし、引き止めたってしてもらえる。逆に、あげられないと突っぱねたら、実はあなたはそこまで会社として重要な人物ではなかったとも言える。それを知るのは少々怖いかもしれないが、交渉してみる価値はあるだろう。タイトルの年収とは麻薬であるだが、年収とはいくら上がっても際限なく欲しくなるものだ。おそらく今3,000,000の人が仮に3,500,000円を1,000,000の年収になってもそこで満足することなくさらに上の年収が欲しくなる。サラリーマンの成功体験として自分が成功者だと以上と言われている。少なくとも12,000,000以上もらえるまでは際限なく欲しくなるものなんだろう。
ここは僕もそんな練習の足元にも及ばない位しかもらっていないのでわからない世界ではあるが、年収だけを求めて転職をするなんて言う馬鹿な行為をしないことをお勧めする。制度や福利厚生なども総合的に勘案してそれでも転職が必要だと考えたときにはチャレンジするのは良いと思うが、ただ年収が高いだけで飛びついた転職先が実は労働環境が悪かったり美穂に気をつけて欲しい。