うちの会社の人事は年齢的にもすごく若く演出もスキルとしてははっきり言って人事とは言えないレベルだ。何を質問するのかあらかじめ決めておき、その流れに沿って話をしていき多少相手の話に合わせる事はするが大きくごとに考えてきた質問を聞ききることにいっぱいいっぱいになってしまい、相手の事などろくに見ていない面接を行っている。
そもそも人事の仕事つまり採用業務もしくは社内の人間と面談をしたり、役職や配置などを決めるような仕事は。君は高い位の仕事であり、社会人経験が少ない段階で行うのは無理がある。大きな企業では人事に行くのは出世コースと言われているけれど、よほど勉強しないと社会人経験の少なさを補えない、と言うよりも勉強だけで補えるとは到底思えない業務内容である。家の採用担当がどのような形で今妻をやっているのかは知らないが、そんな状態で形だけの面接をやっているものだからたちまちボロが出ている。
面接をした結果や、自分の考えに関して、反省をすることができればまだ育つ目はあるのだが、基本的な考えが自分のしたい仕事だたくないと言う考えなものだから冗長の立場としては可能性を見出せないでいる。もちろんスタジオ投げるつもりはないが、一方で人の考えを変えると言うのはかなり難しく、こればかりは背中を向けて時間をかけて背中を見せていくしかない。
それでも採用活動は続けなければならず彼女の成長をずっと待っているわけにはいかないので、新卒採用をやらせながらまずは基本的なスキルを学んでもらうことにしているが、内定を延長して欲しいと言う学生に対して、時期的なクロージング、つまり内定承諾の延長は2週間までと言う過ぎない。それでもある程度の結果が出るだろうが、本来であれば内定を出した学生ときちんと関係性を築き、相談に乗りながらだんだんにクロージングをしていくと言う方法が理想なのだが、今のところ新卒にすら交渉術で負けている感がある。
若くして人事になりたい採用活動がしたいといった考えの方は多いと思う。1つには管理業務の花形であるし、世間のイメージはエリートっぽくて気持ちいいかっこいいなんて言うことになっている。かといって免許があるわけでも資格があるわけでもなく、むしろ資格を持たずに行っている方も多いので、人の話を聞きながら質問くる位自分でもできると思ってしまうのかもしれない。
本来は面接をしながらその人の本質を見抜いていくことが仕事なので、ただ質問を聞きそれに答えられる程度の話ではなく腹の内を探りながら本人の考えを変える位の影響力を短い時間で作り出す力を振るう職業なのであるからそもそも誰にでもできるものでもないし、多くの社会人経験や、様々な人を見て人を見る目をできた人間にしか勤まらないはずだ。そういう意味では、家のように小さい企業にして人事だけをやっている基採用だけをやっている人は、自分が成長すると言う面においてはかなり不幸な道筋をたどっているとも言える。人事の、正解は無いので、その場その場で判断しながら相手の腹の内を探っていかなければいけない。相手が違うと言う意味では営業に近いが、営業にはある程度のパターンが存在すると思うが人事の場合そうも言っていられない。特に面接者にとって求職者にとって良いと思われることがあっても悪いと思われることがあってはいけないからだ。営業だってそうかもしれないが、新規の営業であれば自分のフィーリングに合ったお客さんを選ぶことができると思うし、それとも営業であればある程度その人と合わないと感じたとしても作り笑いでごまかすことができるだろう前任者が築いた信頼関係もあるかもしれない。しかし人類にはこのどちらもない。面接言う事はあってはならないし、相手を選ぶことができない。
そうするとどこまで差別化をしていけるかと言うところがポイントになるはずだ。他と同じことをやっていても採用活動がうまくいかないのなら、いかにそこから差別化できるかというのがポイントだ。差別化しようとすると特許下ないアイデアを出すと考えている方や、ゼロから情報を新規で考えると言う方法を思い浮かぶのではないかと思うが、ポイント自体は小さくても良いから自分の特徴を出したものにすべきなのである。何が言いたいかと言うと採用業務には差別化がとても大切で、自分の会社の立ち位置と他者との関係それにより自分のところが少しでも選ばれるためにはどのようにしていったらいいか、と言う考えは、相手を知り相手よりも上のプランを出し、自分の会社の特色と結びつけなければいけない。これができている企業は採用がうまくいっているし逆にできていない日は家のようにうまくいっていないのではないかと思う。本来であれば僕が採用を全てやれば良いのだがなかなかそうはいかないのが辛いところだ。何よりも若い人事がいて、そいつが新卒の採用を牛耳っている状態だ。いくら情緒とは言え遅れて3年以上社歴がついている人間をなかなか動かすのは難しい。圧倒的な実力を見せる他に信頼を勝ち取る方法がないと思っている。その1つがマーケティング思考となるわけだ。