新卒の学生と話していると自分の俺はコミニケーションであると言う学生が多い。学生であって職歴がないからなかなか武器にするものがないと言う気持ちはわからないでもないが、コミニケーションを武器にするなら気をつけてほしいことがある。
ビジネスでのコミニケーションとプライベートのコミニケーションが異なる
プライベートであれば場を和ます、ただ笑顔を作って話ができればいいと言うものではない。そもそもビジネス上のコミニケーションでは、自分が伝えたいことを簡潔に伝えることができるかと言うところにかかっている。もちろん相手に嫌な気持ちにさせないように、多少前後に言葉を添えるのは良いとしても、ただひたすらペラペラと喋っているから=コミニケーションがあると判断されるわけではないことに気をつけよう。
とする学生の中には、話の腰をおられるとのことに嫌な顔をしたり、パフォーマンスが著しく悪くなったりする学生もいる。自分のペースでしか話ができないため、中身のない話をベラベラと話し、ひどいときには自分で何を話しているのかすらわからなくなったり、話があちこちに広がりすぎてしまって自分の言いたいことを言えなかったりする。その状況では相手とコミュニケーションを取れているとは言えない。ではどうしたらいいか
コミュニケーションを売りにするなら、まず自分にとってのコミニケーションとはどういうものを考えているかから話してみたらどうだろうか
先ほども言ったようにコミニケーションを武器とする学生は多い。それがサークル内での役職だったり、アルバイトのリーダー業務であったり、ゼミやその他学生の団体での職務であったりするわけだが、それらを通してコミュニケーション力を高めたコミニケーションを学んだと言う学生は多いのだ。
それを逆手に取るためには、自分にとってのコミニケーションがどんなものであって、どういうことを得意としているからコミニケーション力が高いと考える武器とできるとするかであると思う。
もしコンビニコミニケーションを望和ますとか、楽しい雰囲気を作ると言うふうに考えているなら、自分の考えるコミニケーションはまず楽しい雰囲気を作って話しやすい雰囲気を作ることです。そして良いと思う。このように前提を作ることで、コミニケーションと言うもののコミニケーションというのは非常に広い意味を指すので、どういったものを自分がコミニケーションと言っているかを先に明らかにした方が自分の強みが伝わる。
話しやすい雰囲気を作るのが得意は武器になるか
ビジネスでのコミニケーションはプライベートとは違うと言うことを先に述べた。でも、話しやすい雰囲気を作ると言うのももちろんコミニケーションの一環だ。それはプライベートからビジネスまで全般に通じることだ。ただ、楽しく話しやすい雰囲気、楽しい雰囲気と言うのは多くの自分が話しやすいだろうと思われる雰囲気しか作れない人間となってしまい、話しやすい雰囲気を作ると言うことを強みにしているのに、面接官の私に今とてもそれがそうとは思えない状況を作ってしまうことになる。こういったミスマッチを避けるためには、まず本当に自分がコミニケーションを武器にできるかと言うところから考えなくてはいけない。
それこそ、コミニケーション力ゼロと言う人は珍しいわけ最後に残るのがコミニケーション力のような気がする。でも、だからといってコミニケーション力ですといってもほとんどそれが差別化にはならないし、むしろあなたの足を引っ張ることになるだろう。