僕が所属している会社の職場には、「前の職場ではこうだった」と、前の職場があたかもスタンダードのように話す社員が少なくとも2人います。どんなに前の職場の良いところを訴えても、何か事態が好転するとは考えにくいのですが、どうしてこのように話してしまうのか考えてみましょう。
なんちゃって優秀に多い
2人に共通するのはどちらも比較的大手の企業で、従業員数3,000人クラスの出身と言うことなのですが、僕はこの「前の職場では」という話に違和感をおぼえる。
これだけ聞くと優秀に聞こえるかもしれないが、2人とも3年未満で転職をしてうちに来ている。
まだ20代中盤そこそこ、社会人歴も3年未満ででてきているから、どう考えても特筆すべきスキルが身についているとはいいにくい。
職場ではあまり期待されない
もし就職した会社から社歴誤認担手転職をすることになったら、ぜひできるだけ前の職場取引を出さないようにして欲しい。
その2人にも共通することだが、そもそも規模感の違う会社に転職した時点で、良いか悪いかは別にして違いを大きくあるわけだし、 会社の制度にしても規模が大きい方がいいに決まっている。
ましてや前の職場の方がよかったという話であれば、そもそも就職しなければ良かった転職しなければ良かったじゃないかと僕は思うのだが、その辺実際はどうなんだろうか。
ただの妖怪狐状態確実に前の職場を引き合いに出すことで自分がいかに優秀だったかを語っているが、本人が思っているほどその効果はない。
ましてやその社員が比較的若い世代特に20代であった場合は、効果は皆無といっていいだろう。
一般的に規模の小さい会社の方が人数が少ないので幅広くいろんなことを若手のうちに任せてもらえる傾向にある。
その状況は一長一短で、働いて色んな技術を身につけたいとする方からすれば良い環境かもしれないが、決まったことは今日やってのんびりやっていきたいというのなら良い環境とは言えない。
そんなことは通常転職するときの規模感で分かるそうなものだが、おそらくこの2人の社員はそれがわかっていなかったのだろう。
またこれが言い訳になっているようではかなりもんだ。
なかには自分がやりたいことだけをやって、任された仕事中から自分が好きなものだけを選んでいいと勘違いしているものもいる。
そもそも仕事には権限に比例して責任が存在するものなので、自分のやりたいことだけをやってめんどくさいことは他の人に回し結果自分だけがリオイルしかも何の責任も負わないなんていうことはありえない。
そこ勘違いしてそのままのペースで行った先に見えるのはあいつ何もできないくせに偉そうだなという評価である。ワークライフバランスの良い自分の好きな仕事をしたいそれもいいと思う。
しかし組織の中で自分がどう役立っていくかということを考えなければそいつは1人で働けばいい。